NIOSH が新しいエラストマー製マスクを承認、フェイスカバーに関する研究を発表

更新日: 2021 年 3 月 11 日

国立労働安全衛生研究所 (NIOSH) は最近、マイン セーフティ アプライアンス (MSA) コーポレーションが開発した、呼気弁のない初のエラストマー製マスクを承認しました。 エラストマーマスクは、繰り返し使用、洗浄、消毒、保管、再利用できる合成または天然ゴム素材の面体で作られた半面体または全面面体マスクです。

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エラストマーモデルには通常、ユーザーの快適性を高めるために呼気バルブが付いています。 米国の医療施設は、新型コロナウイルス感染症（COVID-19）のパンデミックによる使い捨てのフィルター付き面体マスク（FFR）の不足に対応して、エラストマー製ハーフマスクマスク（EHMR）の使用を開始した。 呼気弁の存在により、感染源制御における EHMR の有効性について懸念が生じました。 MSA モデルは、吐き出された空気を呼気弁を通さずに人工呼吸器のフィルターを通って戻します。

NIOSH は、3M Corporation 製の一連の EHMR 用のアクセサリ フィルターも承認しました。 付属のフィルターは、呼気弁を通過する呼気を浄化する新しい技術を使用して、エラストマーマスクの内側から呼気粒子を減らします。

NIOSH はまた、以下を含む同研究所における呼吸保護技術に関する多くの研究プロジェクトを明らかにしました。

NIOSH は最近、フェイスマスク、ネックゲイター、フェイスシールドについて、人々が咳をしたときに発生する小さなエアロゾル粒子をどの程度ブロックするかを調べる研究を完了しました。 この研究の結果は、Aerosol Science and Technology誌に掲載された「擬似咳嗽生成エアロゾルの排出を減らすためのフェイスマスク、ネックゲイター、フェイスシールドの有効性」というレポートに掲載された。

NIOSH生物医学研究エンジニアのウィリアム・リンズリー氏によると、研究者らはマスク、ゲートル、フェイスシールドについて、着用者による環境中のエアロゾルの吸入を防ぐための個人用保護具としてではなく、感染源制御の有効性を調べたという。 研究者らは、3層の綿製フェイスマスクが咳のエアロゾル粒子の51％をブロックし、ポリエステル製ネックゲイターは単層で47％、二層に折りたたんだ場合は60％をブロックすることを発見した。 フェイスシールドは粒子の 2% しかブロックしませんでした。

アメリカ疾病予防管理センター (CDC) およびその他の公衆衛生機関は、新型コロナウイルス感染症 (COVID-19) の原因となるウイルスである SARS-CoV-2 の市中感染を減らすためにフェイスマスクの使用を推奨していますが、フェイスシールドとネックゲイターに関する情報は次のとおりです。ソース管理デバイスは制限されています。

NIOSH は、さまざまなマスクとゲートルの素材がどのように機能するか、フェイスカバーのフィット感の効果、呼吸時と咳時の効果を調べて、さらなる研究を行う予定です。 同研究所はまた、フェイスシールドの代替設計をテストするとともに、より広範囲のサイズのエアロゾル粒子を使用してすべてのデバイスをテストしたいと考えている。